【書評】俺たちの定年後
俺たちの定年後 - 成毛流60歳からの生き方指南 - (ワニブックスPLUS新書)
- 作者: 成毛眞
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2018/12/10
- メディア: Kindle版
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成毛さんの2冊目の本の書評をします。
この本はメインでは50代・60代の定年間近の人たちが会社を定年退職したあとにどのような生活、趣味、生きがいなどを持っていけたらよいか、ということが書かれています。仕事しか趣味がない人だと仕事がなくなったときにどうしたらよいか分からなくなってしまうので、とりあえず散歩、とりわけ自分が知らない場所を散歩する必要性を解説していました。
散歩は私も良くしますが近所のあえて知らない場所を散策する大切さを語っていて、近所を知ることで外に出やすくなり、引きこもりにならず健康に生きることができることからできれば現役時代から散歩は習慣化しておくといいでしょう。
後はプラモデル、フィギュアなどは定年後もはまってよい趣味だそうで、脳の活性化にも役に立つのだとか。プラモデルなどは作ってもよいですがそのあと我楽多にならないか心配してしまいますけど。奥さんが買ってきた雑貨用品は自分の家の面積を圧迫しているので、無駄なものをたくさん買ったり、ため込んだりする必要は全くないわけですので機会を見計らって知らない間に勝手に処分しています。。(捨てていいか聞くと必ずまだ使っていたのになどと捨てない発言をするので不要なものは許可を得ずに捨てることにしています)
定年後になっても不要なものはたくさんあるのだが、メガネ、服には金を掛けろだとか、ハズキルーペは一人1つは持っておけだとかそんなことを書いたら、同じようなものをそろえてしまうことがあるのでオリジナリティある定年後を送ることができないと思うので、固有の商品を書籍の中に書くことはいかがなものかと感じました。
定年後は若い人にとってはまだまだ先のことのように感じるかもしれませんが、わたしのようなアラサーになると定年後も充実するために、今できることを1つでもよいから後悔しないためにも行うことが大事で、気力、やる気すらも出にくくなるとのことなので、体が健康な現役世代に仕事よりも趣味、遊びに費やす時間をもっと増やすべきと感じました。
こちらのブログも私は表現力がほんとうにない人間で、伝えたいことを文章にするってとても難しいのですが、そんな自分でも結構な数を書いているので文章作成に苦手意識を持っている人はこれを機に参加してみるといい。自分は何に興味関心があるのか、続けられていて苦痛に感じないものとは何なのか、みたいなことが少しずつ分かってくると思うでしょう。
総評としましては、ぼんやりとしたイメージを持つ分には読んでおいて損はないかな、レベルであまり印象には残らなかったというのが本音です。