相次ぐ早期退職募集に思うこと
コカ・コーラボトラーズジャパンが早期退職者を募っているとのこと。対象は45歳以上で勤務年数1年以上とのことです。
tsubuyoridenpatou.blog.jp
同様に富士通でも早期退職者を募っています。
ひと昔前はメガバンクが1万人規模のリストラを行っていて、日本企業の先がそう長くないことを予感させられました。
日経平均の株価を見れば納得
日経平均の株価を見ればわかる通り日経平均は30年以上前に最高値を付けて以来、株価が上がっていく兆しが見えません。どんなに規制緩和を行ってもどんなに法人税を下げたとしても実態経済が芳しくない限り、不景気という呪縛を解くことはできないと思います。
日本が右肩下がりなのに対し、アメリカは右肩上がりの上昇トレンドをずっと維持しています。今後はさらに上がることが期待されるため、長期保有で仕込み続けることが重要になります。
今後加速する日本企業リストラの嵐に耐えることができるのか
大企業や役所を中心にただでさえ成長することを放棄している人が多い中年サラリーマンに対し、今回の早期希望退職の募集は序の口にすぎず今後さらにいろいろな企業で、早期希望退職を募るところが増えてくるでしょう。
これは日本の会社の終焉を意味し日本社会の中で長年制度としてあった終身雇用制度の崩壊を意味していると思います。
組織を運営する中で一番コストが掛かるのは人件費です。本来ならば成長し続けなければならない人材が成長できないのは、日々の仕事にイノベーションがないからです。だから45歳以上の中年を中心にリストラが加速しているのだと思うわけです。
この問題に例外なく僕自身にも言えることなので、対岸の火事と思わずに自分事のように考えなければいけない問題だと思いました。
食っていけるだけのツールを生みだす
転職活動をして少しでも長く働ける職種に就こうとしている人がいますが、根本的に考えて企業の中の一労働者はこの問題解決にはなっていない気がします。
結局は企業に依存した生活をしているので、その企業が不景気になったり稼げなくなったりした時にまたリストラに遭ったりする可能性が高い。
お金を稼ぐためには自分が働く必要はなくて、自動で収益を稼げる仕組みを作ることが必要だと思います。では、どういったことが自動で収益を上げられるのかというと、手っ取り早いのは株や投資信託、ETFを購入してそれを長期運用すること。
これは資産を所有していれば勝手に配当金収入を得られるので収益の自動化と言えるでしょう。
また、アフィリエイト収入やブロフ広告収入も収益の自動化になるでしょう。記事を見てアクセスが増えれば増えるほど、多くの人に見てもらえるのでこれをやらない手はないはずです。
あと、アイデアがあればプログラミングスキルを身に付けてニーズがありそうなサービスのアプリ開発をしましょう。
アプリ開発は基本的な知識を体得すればアイデア次第で収益化につながるサービスの提供もできるはずなので、「自分はどうせ無理なんだ」と思わずに自分を信じて成し遂げる力と精神力が必要になってくると思います。
後はこの本で印象に残ったことと言えば、サラリーマンは簿記とプログラミングは独学で取得しろということを書いてあったのは少し驚きました。 簿記は過去に業務上必要な知識だから勉強していたのは分かっていたのですが、理系出身でありながらプログラミングはまるっきし独学で勉強していなかったので、これからの自分磨きの時間に組み込もうと思いました。(今後社会人に入社してくる若い人は学校でプログラミングが必修科目になるので、プログラミングができることが常識となるらしいです)
【書評】定年まで待つな! - サラリーマンアマチュアゴルファーのスコアー記録他
前にも書評で書きましたが、プログラミングはやはり早い時期に体得したほうが良さそうです。
使えないよりかは使えた方が仕組み化を作るためには使えるスキルだと思うからです。
早期退職ブームを恐れるのではなくチャンスと捉えよう
会社をリストラされると怖いイメージがありますが、これをきっかけにチャンスと捉えて積極的に自分が稼げるスキルを磨いたほうが人生をよりよく生きることができると思います。
会社に固執してひたすら出世を目指したところで自分で稼ぐ方法は学べないのだから。