働き方改革法案によって起こるこれからのこと
今年の4月からいよいよ働き方改革法案が施行されます。
会社員の働き方の何が変わるのか、今後どのように対応していかなければならないのか、それを考えてみたいと思います。
- 金持ちと貧乏の二極化が鮮明になる
- やたらと生産性が低い働き方を強制させられる
- 副業を容認する法案が施行されるというのにそれを皆に伝えない
- ほんの10年前まではこのような時代が来るなんて夢にも思っていなかった
金持ちと貧乏の二極化が鮮明になる
どれだけの人間がこれから起こりうることを意識しているのかは分かりませんが、残業時間の抑制から始まり、有給休暇の強制取得、仕事の効率化が求められていますが、業務量は変わらず表向きの仕事の労働時間だけが削られていくため、サービス残業時間が増えていくものと思われます。(ブラック企業では特にね)
普段の業務量がそんなに多くない部署、業界の人であるならば自由な時間が増えるので、サイドビジネスを興したり、遊びの時間が増えるのだと思いますが、ブラックな部署、業界に属している人は今後も大量の業務量を消化することができず、サービス残業、サービス出勤を行うことになるでしょう。
うちの部署も人手が足りないのを感じたのかは知りませんが、最近やたらと派遣さんを積極的に取っているように見えます。
そしてサービス残業している社員はサイドビジネスを行う時間も知識もないため、副収入を得られることができず、働きながらにしてますます貧乏になっていくものと思われます。
やたらと生産性が低い働き方を強制させられる
僕の会社もそうですが、とある業務を他の人に引き継ぎをする時にマニュアル作成、フロー作成、引き継ぎスケジュール作成など、作成しなければならない資料がたくさんあります。
実務を引き継ぐために資料よりも実践演習の量がモノを言う業務であるので、そんなに不要と思われる資料をたくさん作らなければならない理由が分からない。
退職を希望している人間はさらに大変で、普通の業務をこなしながら他のチームと何ら変わらない業務のはずなのに、引き継ぎ資料とやらを延々と作り続けている。
この資料作成をする時間が業務量を増やし、やたらと生産性の低い働き方につながっているのではないだろうか。(引き継いだ後の後任者はそのマニュアルを何度も見ないだろう、だとしたら後任者と業務を一緒に行い、その場で覚えてしまった方が効率はいいはずだ)
副業を容認する法案が施行されるというのにそれを皆に伝えない
会社から会社員に今年の4月以降で守ってほしいことは、①残業時間は60時間以内に②年に有給休暇を5日は最低でも取れ、しか会社員には伝われていない。
しかし、会社員にとって最も重要な副業が認可制になるという事は伝えられませんでした。会社側からしてみれば当然といえば当然ではあるけれど、それに甘んじて休みや残業で稼いでいた時間を稼がないでボーっとしている時間にすればいいのか、というとそんなことはありません。
自由な時間が増えるという事はそれだけ給料が減るということを意味しますので、遠慮することなくガンガン副業ビジネスをしかけて行きましょう。
例えばブログではどんなに下らない考え、思いなども記事にすることができてその記事を他の人が見ることによって収益化することができるので、やらない手はないでしょう。少なくとも300記事くらい書いた上で判断して下さい。
ほんの10年前まではこのような時代が来るなんて夢にも思っていなかった
政府がこれほどまでに副業を容認し、残業時間や有休休暇取得を強制的に取らせるなんて10年前ではこのような時代が来るなんてまったく考えもしなかったです。
時代の流れを感じると同時に、強制的に労働時間を決められてしまうため自由がないとも感じています。副業することができるのは自由な発想なのでとてもいいのですがね。
どんな手を使ってでも稼げるような時代なので、アイデアが浮かばない人は会社員の仕事しかしないだろうし、いろいろなことに好奇心があってチャレンジ精神ある人はノーリスクで始められるビジネスをどんどんやっていくので、収入を上げられるチャンスが生まれると思います。そういった結果、金持ちと貧乏の二極化がさらに進むと思われる。