【書評】スマホメモ
メモの魔力の本を読んでからメモに関する書物を書店で探していたところ、この本とであいました。スマホでメモを取っている人はあまり見かけたことがないので、これがうまく活用できれば結構効率的な使い方ができるんじゃないかと思ったためです。
ビジネス書が生まれる
まず、スマホメモをすることにより、ビジネス書が生まれると書かれていました。
企画書を書いてそれを複数の出版社に持っていき売り込みをかけて採用不採用がきまるというプロセスなのですが、出版するにせよブログやSNSで情報発信するにせよ、普段何気ない気づき、物事の抽象的なとらえ方の訓練をしておかないとそもそも何かを伝えたいネタがないため、人生がとても浅くなってしまうと思います。(それでもいいよ、っていう人も世の中にいると思いますが僕はそういう生き方は面白くないと思うのでそんな生き方はしたくないですが)
メモの効用
自分を価値化する手段になること
要約するとメモを取る目的は自分の市場価値を上げる手段になるので、自分の価値を高めることができると書いてありました。
僕はまだその境地に到達するくらいメモを取っていないので(というか、むしろ指摘を受けた仕事で備忘録的にメモを取ることくらいしかいままでしていなかった)普段の生活でメモを取ることに抵抗がかなりある。なので、メモへの考え方を今後は変えて自分のふと思った感性を大事にしていつも持ち歩くスマホに情報を入れ込んで、自分の本心を記録していきたいと思いました。
スマホメモはビックデータ
スマホメモは自分の思考のビックデータであり、ビックデータを処理するのにAIは非常に便利な道具である。
日本の職業についてAIに淘汰されるだの、約半分の仕事が2025年までになくなるだの相変わらずマスコミは国民に不安をあおって問題解決への道しるべを示さない無責任な仕事をしていますが、メモを使い自分の思考をため込むことによりそれがビックデータになるので、人生に一本軸が整うようになるようになるのか、と思います。
時代の方向性
時代の方向性として、知識創造が人間の役割になり、そのために脳をいかに活用するかがアジェンダになっている。その時、自分の思考の無限倉庫があるのとないとでは大違いなのではないかと思います。
メモを取ることがこれだけクローズアップされているのは、その行為が知的生活の方法だからだと思います。確かに何も考えない、何に対しても価値を見出せない、自分の意見が言えない等はこの世に生きていて時間の無駄で本当に残念なことだと思いますよ。
特に仕事以外の趣味などにも価値が高まっている最近はそう感じることが多くなりました。だからサラリーマンをまだやっているの?とか某インフルエンサーからあおられたりされているわけですが。。。(余計なお世話だっつーのにね)
今年になってから僕もスマホメモを取り入れてさっそく今日一日で10個以上メモを記入したわけですが、この行為が習慣化されて新たなビジネスチャンスになれればと思います。とにかくすぐに行動に移すことがとても大事。