【書評】モテる読書術
いかにもなタイトル本ですが、意外にも売れているとの事で書店にて購入しました。
筆者はまず自分探しの地図を手に入れろ、と教えていました。自分探しの地図とは価値基準であり、あるべき自分になるための最適なものであるとのこと。
そのためには地図とは読書をするということである。
読書をすると知識が増え、選択肢が増えるため周りと同じような生き方をしなくても生きることができるということを言っていました。
このことは自分自身今年は特に身をもって感じることができました。今年は危機意識を自分の中に常に持って生きていました。そのために積極的に本を買って読書をし知識を蓄えるということをやっていました。
社会人は日々の仕事に追われてしまい、なかなかまとまった時間は取れませんが電車、バスの移動の時間、会社のお昼休み時間、帰宅して寝るまでの時間はとても有効活用できたかと思います。
今年一年何冊読んだかは分かりませんが、100冊近くは読んだかと思います。
そのおかげで目標ができて次に自分がしたいことを明確化することができました。スキルを磨いて実績を積むことができれば、会社を引退できると思います。
また、ストリートスマートを目指すための方法を12個挙げていて、これが半分以上できていればまずまずといったことが書かれていました。
・行動を起こせ
・Give Give Giveの精神
・会社を辞めろ
などありますが、すべては本を読んだだけではダメで、読んだら行動を起こせということを言っています。
後は知識を深めるために必ず検索しろ、ということも重要な言葉かと思います。
昔ならば百科事典を常に持ち歩かなければ調べることができなかったのに、インターネットで検索すれば知らないことをどんどん深めることができるため、この検索する癖はこれからを生きていくなかでとても重要だ、ということが書かれていました。
これには私も同感で、特に知らない言葉、知らない地域、知らない学問を検索して調べてみると秒速でわかることができます。読書をすることで専門分野や専門用語が出てくるので、本の内容の深堀りができるわけです。
最後に著者の方は文面から思うに、とても情熱的な人で感情を出しながら執筆しているので、とても読みやすい本だったと感じました。