接待ゴルフはゴルフ人口を減らす
暑い夏が終わり、秋ごろからゴルフシーズンに突入します。
ゴルフ場のプレー代がだいたいこの時期から高くなり、土日祝の値段はとてもじゃないがフツーのサラリーマンではお金が出せないほど値段が高くなります。
このころから多くなるのがお得意様を招待して商談を成立させる接待ゴルフです。
本場アメリカでもビジネスとしてゴルフは使われるそうですが、日本ほど接待ゴルフにお金を使う事はないそうです。
僕はこの接待ゴルフの文化があるからゴルフ人口が減ってきているのではないかと考えます。いろいろ考えて分かったことですが接待ゴルフはとにかく面倒くさい。そこでどういったところが面倒くさいのか僕なりの視点で書いていこうと思います。
①客先の都合の良い日を聞いて案内状を出す
お客さんの時間をもらってゴルフを楽しむわけですから当然案内状を客先に出します。
その案内状を作成するのが結構面倒くさいです。特に営業マンは客先に失礼のないように書くため気の利いた文章を書くために休日出勤をする営業マンもいるくらいです。
また、案内状とともにメンバー組表、ローカルルールなども添えなければならないため、ゴルフが下手な人はできるだけうまい人と組み合わせてはいけないのでその組み合わせにも時間を要することになります。
とにかく事前準備に時間が掛かります。
②事前にお土産を百貨店で購入しゴルフ場に郵送しておく
ゴルフプレー後に感謝の意を示すためにも、事前にお土産を用意するのだそうです。
そしてプレー後の懇親会時にお土産を渡すそうです。お土産をもらうと客先も喜びまたゴルフに誘った時に来てくれる確率が高まるという。
お土産はその客先の家族が喜びそうなものを用意しましょう。
③当日のプレー代、プレー後のお店の予約、金額は全部営業マン持ち
当日のプレー代は全部担当営業マンが立て替えるそうです。
1組4人でゴルフをするとして、昼飯代、客先のゴルフボール代、サンバイザー代などを合わせると1人当たり40,000円は掛かるそうなので、4人だと160,000円立て替える計算になります。
ある程度お金やクレジットカードがないと営業マンは務まりません。しかもシーズンゴルフとなると毎週接待ゴルフに出かけるため、1か月で50万以上も立て替える強者もいます。(果たしてそんなに立て替えて生活はできるのでしょうか)
④土曜日、日曜日が潰れて家族サービスができない
接待ゴルフは基本土日の時間になることが多いので(たまに平日接待ゴルフになることもあるが)、家族との時間を犠牲にすることになります。
当然、家族旅行などのプランも立てることができず、担当営業マンは家族からの不満を抱えながら接待ゴルフをすることになります。
世間ではゴルフ人口がどんどん減っていって今後300万人の競技人口がいなくなると言われています。しかし昔だったらゴルフは会員権がないとゴルフができないと言われたほどゴルフにはお金が掛かったそうです。
だから昔にしろ今にしろゴルフをしない理由は思いつけばいくらでも理由がありそうです。
その中でゴルフにはまってしまったのは難しいがゆえに攻略しがいがある娯楽(スポーツ?)だからなのかなとも思っています。
昨日みたいにめちゃくちゃなスコアーを出して、もうゴルフなんてしたくないって思っていたのに今日になってみたら、まだまだ練習不足で練習なければ、と思っちゃうのがゴルフだと思います。
最後に、ユーチューバーのゴルフ我流道のこの動画を見てゴルフ人口が増えること願います。
ゴルフの楽しさ語ります。生活に光が射します。【ゴルフ我流道番外編】