アラフォーゴルファーの日記

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米国投資ETFについて

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ETFって言葉はよく聞くけど実際に理解するまでに時間が掛かった

よくETF投資はオススメだ、とか初心者は個別株よりもETF投資だ、など言われていますが、僕はETFって言葉は知っていますが、なぜに投資では有利なのかが理解できずに今までETF投資をしてきませんでした。

しかし最近になって理解することができるようになりましたのでこちらでまとめておこうと思います。

 

投資信託ETFの違いについて

投資信託ETFは同じような動きになる、と言われていてETFは外貨建てなのでそれだったら投資信託で資産運用した方がいいんじゃないの、と思っている人がいますが(僕も今までそのような考えでした)両者は似ているようで実際は結構違っていたりします。

では何が違うのか、を1つずつ解説していこうと思います。

 

 

①信託報酬(手数料)の金額が違う

投資信託には運用会社の利益として信託報酬手数料が必ず発生します。

これは運用時には分からないのですが、利益確定売りをしたときにその信託報酬手数料が証券会社が自動的に差っ引いて利益を算出しています。

最近では運用会社の努力によってかなり手数料が低くなっていますが、それでも運用金額の0.107802%(三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国株式インデックス の場合)手数料を取られます。

しかしETFだとVTIとVOOが0.03%、セクター別ETFVDC,VHT、VPU)が0.1%、少し高くてナスダックETF(QQQ)が0.2%となっていてETFの方が良い。

 

 

②分配金(配当金)が出ているかどうか

投資信託で毎月分配型、と言われている商品がありますがこれは配当金ではなく、元本から取崩しを行っているだけの詐欺商品です。(僕は最初毎月分配型の投資信託ばかり購入して大損をした経験があります)

金融庁がオススメする経費が低く抑えられている投資信託は基本的に配当金は出ませんので、運用成績における値上がり分しか利益が見込めません。(キャピタルゲインのみ)

しかしETF投資信託と違い、年に4回分配金という名の配当金が支給されます。

しかも日本株の配当金よりも分配利回りが良いので、ノーリスクで配当金をもらうことができます。どのくらいもらえるのかと言うと、VTI、VOOで1.81~1.95%、セクター別ETFで2~2.40%程度もらうことができます。もちろん値上しているのでキャピタルゲインインカムゲインの両方の利益が期待できます。

 

 

③騰落率で見てもETFの方が上

これは米国株が絶好調ということもあるのかもしれませんが、それにしても運用実績が如実に分かる騰落率を考えてもETFの方が全然成績がいいです。

具体的には、eMAXIS Slim先進国株式インデックスで1年間の騰落率が2.88%です。

対するVTIの1年間の騰落率が6.98%!!VOOの1年間の騰落率が8.49%!!これだけ差が開いてしまうと、ぶっちゃけこれだけ投資していればいいじゃんって気になる。

 

 

これからはETFも積み立てていこう

今まではつみたてNISA制度で投資信託を積立運用していましたが、SBI証券が今週から米国株の買付手数料を5ドル→0ドルになったことにより、少額で積立を行っても手数料負けしなくなったのでETFの積立投資を行う事に決めました。

ETFを簡単に積み立てられることになったので、たぶんこの投資法は長期運用投資家にとって投資を有利にすることができるでしょう。

自分の実家の親にもこの投資法を勧めましたが、住信SBIネット銀行の口座開設、日本円から米ドルへの変換方法、ETF投資への定期積立設定方法など分からなく覚えることだらけなのでやりません、と言っていました。。。

 

やはり若い個人投資家じゃないとこのスキームは理解できないのか、、、と思いました。

もっと理解が深まったらETFのお勧めのセクターなどを紹介していこうと思います。