損保ジャパン早期退職に思う事
保険業界で安泰と思われていた損保ジャパンで4000人の配置転換で面白いツイートがあったのでそれについて深堀りしてみます。
損保ジャパンえげつねえな
— 外資系コアラ (@KoalaFinance) 2019年6月26日
①200億で不人気な介護会社を買収
②4,000人のリストラ対象者に介護事業への異動通知を出す
③多くの人は移りたがらずそのまま退職
④自己都合退職なので割増退職金(1,000万/人→計400億)を支払わず済む
誰だこの200億も得するスキーム考えたFAは。
もし本当にこのようなことを損保ジャパンの経営陣が考えていたとしたら、そうとうな悪知恵だと思います。
介護職はどんなに大手の企業に属していたとしても肉体的にも精神的にもきつい仕事なので、だれもやりたがらない仕事だからです。
ということは、今後は大手企業ほどこういうような不要な社員を追い出すためにやってくるかもしれないと考えられます。
大手の損保ジャパンが人員削減を行うようになった背景には若者の車離れが影響していると思われます。
若い人は車を運転したがりません。なので車を保有しないため自動車任意保険に入る必要がなくなり、損保ジャパンの売上が下がったのもと思われます。
そもそも世の中には要らない保険が多すぎる気がします。生命保険はもともと不要だし、個人型年金保険をするくらいなら、イデコで積み立てた方が税制優遇されるため遥かにお得なので不要です。
こういった情弱ビジネスが世の中からなくなっていった背景にはツイッターなどによって有益な情報を手に入れやすくなったからだと思います。昔は周りのみんなが入っていたから自分も入る、ような感じでした。
しかし最近では周りの人を参考にするのではなく、ネットで検索して自分に必要なのかそうではないのかをしっかり見極めてから申し込みをするため、情弱ビジネスはどんどん衰退していきます。
New post ☆ 情弱ビジネスは儲かる!?ジジババ相手に1件1万5,000円ちょろいwwwhttps://t.co/1bwOYn3kMd
— choco@🇺🇸US stock (@chocochoco0202) 2019年6月24日
日本の金融資産の60%以上を65歳以上の高齢者が持っているそうです。
今後は高齢者をターゲットにした情弱ビジネスがどんどん出回ると考えられますので、オレオレ詐欺もそうですが高齢者のみなさんは本当にきを付けてください。
世の中の悪は心のスキをうまく付いてきます。おいしい話ほど危ないと思ってください。
楽して儲けるのではなく努力しつづけて少しずつ資産を築き上げていく、これが資産形成の王道だと思います。日々努力を続けてボケない頭を形成していきましょう。