アラフォーゴルファーの日記

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投資なんか、おやめなさい 炎上中

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テレビによく出る萩原氏の発言は経済評論家らしからぬことを言っているので要注意です

 

TBSのニュースなどでよく出演されている萩原氏の著者がツイッター上で炎上しています。その名も「投資なんか、おやめなさい」というインパクト有の本を出しているという。しかもこの本の本質は投資を行うことをやめてひらすら貯蓄に励め、という30年前に旬だった定額預金貯蓄を勧めているのだという。

確かに30年前だったら定額預金の利率は4~6%は付いていたので、貯蓄をして10年間寝かせておけば倍になるという夢のような時代だったのですが、現在では利率が0,001%というどうしようもない利率です。それなのに貯蓄を勧めるとは、経済評論家なのか疑いたくなります。

 

また、萩原氏の投資対象が日本株(しかも東証一部中心)だけというこれまた時代錯誤なことを本の中で書いてあったという情報弱者の意見だと思いました。

日本株は30年前に38,000円の最高値を付けたあと、株価が下がりっぱなしで未だに21,000円~22,000円の間をうろうろしている低迷っぷり。しかも日本の稼ぎ頭であるトヨタ株、日産株などはPERが10以下という割安感があるにもかかわらず外国から輸出品に関税を掛けられるかもしれないという懸念から株価が下がりまくっています。

さらに、日本は規制緩和がなかなか進まず、最近のユニコーン企業(評価額10億ドル以上の非上場、設立10年以内のベンチャー企業)はメルカリ1社のみという低迷っぷりで今後も勢いのある企業というのは生まれにくい土壌になっています。

 

しかし、米国市場に目を向ければ高配当株はごろごろあるし、右肩上がりの好業績の企業ばかりでそちらの市場に投資を行えば自分の資産を余裕で増やすことができます。

投資は確かに景気の波に左右されやすい面があると思いますが、同時に資本主義社会における個々人へ与えられたチャンスだと思うんですよね。

貯蓄しかしてこなくて下流老人となり、定年退職後に年金だけでは暮らしていくことができず老化した体にムチ打って未だにフルタイムで働いている人を見ると萩原氏の言っていることが間違っていることが分かります。

時代の流れが変われば資産運用の手法も変わるので、昭和的価値観を切り捨てて今後伸びていくであろう所に投資をすべきと考えます。

 

しかし、この人のブログは事細かに書かれているので、萩原氏に対して余程ムカついたんでしょうね。私も同感です。